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コラムColumn

つぶやき 角 昌晃

いっぱい買ってもらいました

理事長に甘えて色々な機器を買ってもらいました。
オンラインHDFの設備は勿論のことですが、利益還元はどこかの温泉宿や胡散臭い病院しか行っていない送迎サービスに使うのではなく、患者さんの健康に繋がるものに使いたいのです。
透析のためだけに生きているなんて馬鹿らしいことであり、やはり自分の足で元気に歩いてしっかり食べてもらい、寝たきりにならずに人生を生き抜いていただきたい。
以下、揃えた機器の紹介です。
@ インボディ(体成分分析装置)
    体組成を調べて、ドライウェイトの指標にしたり、効果的な運動ができているか筋肉量や脂肪量を計測することができます。すべてお見通しの恐ろしい器械です。

A SRPP(皮膚再灌流圧検査)
   下肢の皮膚血液の再灌流圧の状態を調べて、動脈硬化の状態を早く把握して下肢切断に至らないように見張ります。結果が悪ければ即刻、血管外科へ紹介です。

B ABI(足関節上腕血圧比)検査
PWV(脈波伝播速度)検査 
下肢の動脈硬化の程度を検査し、血管年齢として評価して患者さんにショックを与えます。何も感じない愚かな人間もたまに見かけますが、そんな方はすぐにこの世から存在が消えます。

C エスカルゴ(電動サイクルマシン) 
テラスエルゴ(負荷量可変式エルゴメータ)
  透析施行中に下肢運動が施行でき、運動に積極的な賢い患者さんは勿論、怠け者 にも運動していただきます。透析室にちょっと異様な風景が広がります。

D ロコモスキャン(訓練機能付下肢筋力測定器)
主に大腿四頭筋の筋力を測定し、筋力年齢を調べます。これもショック療法に使います。

E B-SES(ベルト電極式骨格筋刺激装置)
    通販でおなじみのお手軽筋トレ器具の本格医療版といえば分かりやすいでしょうか。
すでに何らかの合併症で積極的な運動ができない方や、廃用症候群となった方に無理やり電気刺激で筋収縮させて筋トレさせる秘密兵器です。割と患者さんから評判が良いのが意外でした。

このようなオモチャ、もとい医療機器で患者さんの運動療法に力を入れています。
メタボという言葉はすっかり浸透したように思いますが、これからはロコモです。
寝たきりにならない健康的な生活を維持するためにロコモティブ症候群(運動器症候群)の予防を念頭に置いた生活が必要と考えます。
呆けてないのに足腰が弱くて寝たきりなんて地獄ですよ!
人間も野生動物と同じ、食べられなければ死ぬし、動けなければ死ぬ、別にそれでいいのですがちょっと悪あがきしましょう。私もガラスの腰なので悪あがきしています。
次はパワープレートをおねだりしようかな・・・。

2016年9月


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